お腹がゆるむと呼吸が深くなる理由

 「最近、呼吸が浅い気がする」。そう感じていても、原因が分からないまま過ごしている方は少なくありません。実は、呼吸の浅さと深さには、お腹の状態が大きく関わっています。

 お腹は、感情や緊張が最も表れやすい場所のひとつです。不安や我慢が続くと、無意識のうちにお腹に力が入り、硬くなっていきます。すると横隔膜の動きが制限され、自然と呼吸は浅くなります。呼吸が浅い状態が続くと、身体に取り込まれる酸素量が減り、血行や巡りも滞りやすくなります。その結果、頭がぼんやりしたり、集中しづらくなったり、「ちゃんと休めていない感覚」が強くなっていきます。

 お腹がやさしくゆるむと、まず呼吸に変化が起こります。息を吸ったときに自然とお腹がふくらみ、吐くときに力が抜ける感覚が戻ってきます。この動きが生まれることで、自律神経は落ち着き、身体は休息モードへと切り替わりやすくなります。深い呼吸は、「頑張ろう」と意識しなくても起こるものです。お腹の緊張がほどけ、巡りが整った結果として、自然に生まれます。

 頭を休めたい、気持ちを落ち着けたいと思ったとき、呼吸だけを意識しようとしてもうまくいかないことがあります。そんなときこそ、「お腹は硬くなっていないか」と身体に目を向けてみることが大切です。「頭を休めたいと感じたとき、腸もケアする」、それは、自分の身体を丁寧に扱うための、やさしい選択です。本サロンは、そんな、お客様に、そっと寄り添う場所でありたいと思っています。

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