1.アロマオイルによる様々な効能
本ロンは、美肌効果のみでなく、アロマの香りを感じながらの極上フェイシャルマッサージを行う、心とお肌の癒されるフェイシャルです。
(1)アロマテラピー
「アロマテラピー(Aromatherapy)」は、フランス語の「Aroma(芳香)」と「Therapie(療法)」を組み合わせたものですあり、個々の体の不調な部分ではなく、心や体、ライフスタイル、環境などの体と心のすべてに働きかける「ホリスティックケア」の一つです。
アロマテラピーは、精油の香りが脳に直接働きかけ、感情や自律神経系に影響を与えます。また、精油の成分が皮膚から吸収され、身体の生理機能に作用します。このように、アロマテラピーは、心と体の両面からアプローチすることで、ホリスティックケアの理念を体現する有効な施術方法です。
(2)芳香浴&吸入による効果のメカニズム
アロマテラピーにおける精油(エッセンシャルオイル)の吸引は、主に嗅覚を通じて心身に影響を与えます。
アロマテラピーで精油を吸引すると、その香りの成分が鼻腔内の嗅細胞に付着し、電気信号として脳の嗅球に伝わります。嗅球は、感情や記憶に関わる大脳辺縁系と密接に繋がっています。
芳香成分がこれらの脳部位に作用することで、感情や記憶が呼び起こされたり、自律神経系やホルモン分泌が調整されたりします。その結果、心拍数の変化や気分の変動など、様々な生理的・心理的な反応が起こります。例えば、ラベンダーの香りは副交感神経を優位にしてリラックス効果をもたらし、ペパーミントの香りは交感神経を刺激して気分を高揚させる効果が期待できます。
このように、アロマテラピーにおける精油の吸引は、単に良い香りとして感じるだけでなく、脳の深部に働きかけることで、心身のバランスを整える作用をもたらします。
(3)スキンケアによる効果のメカニズム
アロマテラピーにおける精油の皮膚塗布は、精油の成分が皮膚のバリア機能を通過し、血行促進や組織への直接的な作用、神経系の影響などを通して、様々な効果をもたらします。
皮膚は、大きく分けて表皮、真皮、皮下組織の3層構造になっています。精油の成分は、主に表皮の角質層を通過して真皮まで浸透します。角質層は、細胞間脂質という脂質の層でできており、これがバリアの役割を果たしていますが、精油の成分はこの脂質と相性が良いため、浸透しやすいのです。
真皮には血管やリンパ管が豊富にあります。精油の成分がここまで到達すると、血管やリンパ管を通って全身に運ばれ、血行を促進したり、組織の新陳代謝を活発にしたりします。また、精油の成分が皮膚の細胞や組織に直接働きかけ、抗炎症作用や保湿作用など、様々な効果をもたらすこともわかっています。
さらに、精油の香り成分は皮膚からも吸収され、一部は末梢神経を介して脳に伝達されると考えられており、リラックス効果や鎮痛効果などをもたらすこともあります。
精油を皮膚に塗布する際に使う植物油(キャリアオイル)も重要で、精油の成分を皮膚に届けやすくするだけでなく、皮膚を保護したり、保湿したりする役割を果たします。



2.本サロンのアロマオイル
(1)精油(エッセンシャルオイル)
本サロンでは、高純度・高品質であるドテラ社製の精油(ドテラ・ジャパン公式ウェブサイト)を使用しており、多数のアロマオイルを準備しております。
種類 | 効能 |
フランキンセンス | 心を落ち着かせ、深いリラックスを促します |
イランイラン | 甘く濃厚な香りで、気分を高め女性らしさを引き出します |
クランリセージ | ホルモンバランスを整え、緊張を和らげます |
ローズマリー | 頭をすっきりさせ、集中力や記憶力を高めます |
ラベンダー | 肌質を整え、深いリラックスを促します |
ゼラニウム | 自律神経を整え、心身のバランスをサポートします |
ローマンカモミール | 優しい甘い香りで、不安や不眠に効果的です |
(2)植物油(キャリアオイル)
本サロンでは、2種類の植物油を準備しております。
種類 | 効能等 |
マカダミアナッツ油 | 高い保湿力があり、浸透性が高く、肌になじみやすい 特徴を持っています。 血行促進によりくすみ改善が期待でき、肌のハリや弾 性エを保つなど、イジングケアに効果的です。 低刺激で敏感肌にも使用できます。 |
ホホバ油 | 酸化しにくく、皮脂に近い成分です。 全肌質に対応しています。 |


3.パーソナルアロママッサージ
本サロンでは、お客様のその日の気分やお好きな香りに応じて、アロマオイルをお選びいただけます。迷われたときは、店長がおすすめをご提案いたします。
